レトルトパウチが沈む話

夜中に突然、胃の腑にじんじんと来るような辛いものが食べたくなってカレーのレトルトパウチを鍋で温めていた時のこと。
はじめは湯に浮いていたレトルトパウチですが、湯が沸騰して泡が出てくると沈んでいきました。この現象について説明します。(簡単ですが!)


まずは鍋で湯を沸かすことを考えます。
湯が沸騰すると湯の中に水蒸気が泡になって発生します。液体の湯が蒸発して気体になった物が水蒸気なので、とうぜん水蒸気は元の湯と比べて体積が大きく質量が小さくなります。
この泡が湯の中にあるということは、鍋の中身は体積が大きくなります。しかし質量は変わりません。体積が大きくなって質量はそのままなので比重は小さくなります。(きっと 『ヴェイパー・ウンニャラ現象』 とか呼ばれているに違いありません!)
すなわち、鍋の中の湯は沸騰すると軽くなるのです。ここでレトルトパウチがこの湯の中に入っていたらどうなるか考えれば答えが見えてきます。重い湯に浮いていたレトルトパウチも、軽い湯の中では沈んでしまうわけです。


さて、最後に。
以上の話の真偽は定かではありません!
だってウロオボエなんだもん><